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必需品

富士登山において必ず持っていなければいけない物、持っていたら安心するアイテムをまとめました。

< 水 > 水分補給に!
< 必要度 ◎ >

富士山の強烈な太陽で喉が乾きます。のどが乾いたら水分補給です。また富士登山は立派なスポーツなので、こまめな水分補給が必要です。水分補給は一度にたくさんの量を摂取するのではなく、喉を潤す程度で十分です。スポーツドリンクや甘い飲み物でもよいでしょう。
登って下りてくるのに必要な水分量は500ccのペットボトル2本あれば十分です。それ以上必要だと思う場合は、400円~500円とちょっと高めですが、登山中の山小屋での購入をお勧めします。なぜなら登山はなるべく装備を軽くして登らないといけません。ペットボトルを沢山持っていくとそれだけ重くなり、しんどい思いをするばかりか、最悪水の重さで疲れて登れないこともしばしばあります。

水分を取ると「トイレに行きたくなるから」と、あまり水分補給をしない登山者がいますが、これは危険です。富士山での水分補給の大きな意味は、
”強烈な太陽(暑さ)から熱中症を予防する”
”血液をサラサラにして高山病を防ぐ”
という2つの大きな意味があります。

< マスク > 砂埃対策に!
< 必要度 ◎ >

マスクが必要になるのは下山道です。太陽を真正面に受け下山道は乾燥し、登山客が歩を進める度に砂埃が舞い上がります。砂埃を吸って身体にいいはずはないと思うので、マスクを装着しましょう。
マスクを持ってない場合は、タオルを口に巻いてマスクの代用にもできます。

< 日焼け止め > 日焼け防止に!
< 必要度 ◎ >

富士山の太陽はとても強いのでUV対策が必要になります。富士山では太陽が出ていない曇りのときも強い紫外線を浴びてしまうので、日中の登山を始めるときは必ず日焼け止めオイルやクリームなどを使用して、UVケアをしましょう。
また登山中も日焼け止めが汗などで落ちてしまうため、休憩などの際にこまめに日焼け止めを塗り直すことが必要です。
女性はもちろん男性も必ずUVケアをして日焼けによるヤケドを予防することが大切です。

日焼け止めを塗る場所は、顔・耳・唇・手や腕など肌の露出している部分ですが、耳の上部や唇も忘れないでケアしましょう。
UV対策として、合わせて帽子、長袖Tシャツ、サングラスを併用するとベストです。

< 酸素 > 不安な方は持参を!
< 必要度 △ >

富士山では酸素不足による高山病対策として携帯酸素を使用する登山者が多いのですが、その効果についてははっきりしていません。
酸素不足で高山病にならないように、前日にしっかりと睡眠をとり、水分補給をし、登山中は深呼吸を意識して登る、ということが大切です。
携帯酸素で「頭がすっきりして登頂できた」という話も聞くので、不安な方はザックの中に入れて持参するといいでしょう。

< サポーター > 膝の保護に!
< 必要度 △ >

膝に不安のある方は膝用のサポーターをつけて下山しましょう。登りに関しては、体重移動がゆっくりなので膝への負担は少ないのですが、下りは素早い体重移動の影響で自らの体重、ザックの重さと重力の負担、そして何よりも地面からの衝撃で膝を痛めやすくなります。
ストックや金剛杖があると体重移動をゆっくりとすることができる上、膝にかかる負担を分散することができるので、膝に不安がある方はサポーターをつけて、ストックなども使用しましょう。

< 絆創膏など > 擦り傷やマメに!
< 必要度 ◎ >

登山中には転んで擦り傷を作ったり、捻挫をしたり、また慣れない登山靴で靴擦れを起こしたり、マメを作ったりします。そうなったときに絆創膏や布テープ、テーピングなどを持参していると怪我の初期対応が自分でできます。登山に支障のない怪我であれば幸いですが、無理をせず下山を考えることも視野に入れて、酷い場合は救助を仰ぎます。

< ティッシュ類 > 清潔に保つために!
< 必要度 ◎ >

富士山には手を洗う水やうがいをする水はありません。山小屋のトイレも手を洗う水は出ないこともあります。そういったときにウェットティッシュなどがあると便利です。また夜間登山ではとても寒くなるので、知らないうちに鼻水も垂れてくるのでティッシュは必要になります。
なお山小屋のトイレには、トイレットペーパーはあるのでご心配ありません。山小屋のトイレのほとんどがバイオトイレですが、その設備により使用したトイレットペーパーの処理の仕方が違うので、トイレの表示に従って下さい。

< エネルギー補給 > 元気の素!
< 必要度 ◎ >

富士登山は体力を物凄く消費します。そして疲れると甘いものが欲しくなります。そういうときに一番いいのは、やはりアメや甘いお菓子でしょう。栄養価も高く体に吸収しやすいゼリー状のドリンクもお勧めです。休憩のときでも歩いているときでも食べたくなったら食べましょう。
登山専用に開発された栄養補給のサプリメントもあるので、利用してみるのもいいでしょう。

なお、体力回復に良さそうなチョコレートですが、主な成分が「油脂」でできています。過酷な高高度の登山では、胃の働きが悪くなり、油を消化する能力が弱まり、チョコレートを食べた後に吐き気をもよおす登山者もいます。
吐き気は高山病の症状でもあるため、それが高山病によるものか食べ物によるものか他人には判断できないので、不安な方は富士山のような高い場所でのチョコレートの摂取はお勧めしません。

< 薬 > 常用薬は持参!
< 必要度 〇 >

普段から服用している薬があれば、富士山に持ってきましょう。あくまでも保険としてお持ちください。
なお、高山病で頭痛になって頭痛薬を服用して登山を続けるのは危険です。既にその時点で限界が来ているので、無理やり頭の血管を拡張して登山を続けてはいけません。下山しましょう。

< 百円玉 > トイレのチップに!
< 必要度 ◎ >

小銭、特に百円玉を用意しておきましょう。富士山のトイレはチップ制で山小屋のトイレは200円です。山頂のトイレは浅間大社奥宮側200円、久須志神社側300円になります。

< ビニール袋 > ゴミ袋に!
< 必要度 ◎ >

富士山にはゴミ箱はありません。自分で出したゴミは自分で持ち帰らないといけないので、ビニール袋を用意しましょう。
またビニール袋は防水対策にも万全で、濡れてはいけない着替え、カメラ、携帯電話などを雨から守ります。
ビニール袋は小さいサイズ、大きいサイズを数枚持っていくと重宝します。

ただし、山小屋の仮眠中にビニール袋の中身を整理したりすると、ガサガサ大きな音が出るので要注意です。

< カメラ > 富士山の想い出に!
< 必要度 〇 >

今の時代ではスマホが主流でカメラは必要ないと思われる方もいらっしゃいますが、スマホでは表現できない描写も撮影できたり、また日常ではない素晴らしいシーンもたくさん富士山にはあるため「カメラを持ってくれば良かった!」ということも多々あります。
ただ、登山には結構邪魔になったり、重かったりするので、よく考えて持参ください。
また突然の雨や、砂埃もカメラの敵になるので、ビニール袋に入れて携帯します。富士山の溶岩にぶつけたり、落としたりしないように注意が必要です。

< スマホ > 多分皆持ってる!
< 必要度 ◎ >

ほとんどのキャリアで使えるようになってきましたが、やはり場所によってはまだ電波の弱いところが存在します。
必要がない時は電源を切り、電池を長持ちさせましょう。電波の弱いところでは電波を得ようとスマホがフル回転するので電池を消耗します。できれば予備の充電池を用意しましょう。
なお、スマホを持っていることにより命を救われた登山者もたくさんいらっしゃいますので、緊急時には積極的に使いましょう。迷子になったときも躊躇なく仲間に知らせます。